
ブリュノ・ジュタンさんと語る「もうひとつの世界」
通貨取引税(Currency Transaction Tax=CTT)とオルターグローバリゼーション
日時 10月13日(金)18:30~21:00
場所 江東区総合区民センター 青少年和室(6F)
交通 地下鉄新宿線「西大島」駅を上がってすぐ
会費 無料(非会員の方は500円/事前にご連絡を)
詳細 http://attaction.seesaa.net/article/24821667.html
11日、attacフランスのジュタンさんの講演を聴きました。チョ→よかったです。
通訳込みで一時間すこしの講演でしたが、attac運動の話、attacとしての取り組みや突き当たる壁、航空券税に対する評価や批判、どれも全部、僕的にはストライクど真ん中、でした。
小難しい金融の話は一切なし、『トービン税入門』を読んでいなくても全然OKの内容です(けど、読んでね)。
やらせで「11日の講演はすばらしかったです、ぜひ13日も参加を」と投稿しようと思っていたのですが、そんな必要なし、もう、感動?嬉しさ?100%です。トービン税や国際金融の問題に、トービン税部会のみなさんと一緒に素人ながら取り組んできてよかったと思いました。
当初、こちらがわの聞きたい内容については、「あまり専門的には研究していないので」、という返事をもらっていたので、「どうかな~?」と、思っていたのですが、ところがどっこい、の内容です。こちらが聞きたいほとんどの内容に触れていました。
面白かったのは、フランスやイギリスやアイルランドなどのattacの活動家が、イギリスとフランスの国境沿いにあるタックスヘイブンの島、ガーンジー島に、上陸して、タックスヘイブン反対のデモなどをしたという話(アジアのタックスヘイブン、香港に上陸した日本のみなさんは、散々でしたけどね)。それ以外にも、というか講演のほとんどをメモするくらい、よかったです。
それとフランスのシラク大統領のイニチアチブで導入された航空券税やイギリスの次期首相といわれるブラウン財務省主導の国際金融ファシリティ制度という、一見トービン税もどき?と思われる施策に対する評価も、ぜんぜん新自由主義を解決するスタンスではないという問題点をしっかりと提示し、その上で次の一歩に取り組む、というスタンスは好印象でした。
また分かりにくい投機や経済の問題を、どのようにひろく伝えていくのかについて、WTOやGATS、GMOに取り組んだattacの経験を交えながら話してくれました。CTTもどうすればその地域の人々に分かりやすく入っていくのか、ということも考える、という話も、けっこう具体的で良かったです。
もちろんいろいろ疑問や質疑などが出されました。それも含めてとてもよかったです。教条的にではなく、いろいろと試行錯誤しながら、地域の状況に合った取り組みを模索してみよう、という提起もよかったです。
通訳の方の話し方もわかりやすい日本語で通訳していただいたので、それもとてもよかったと思います。感謝。
どうぞ、この「喜び」をぜひ皆さんも13日に参加して体験してください。
どうぞみなさん参加ください。
そして今後のCTTの取り組みを支え、参加してください。
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