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NAFTA再交渉の「賃上条項」で騒ぎ出すケチくさい日本

ホント、日本資本家新聞は、賃上げとなると急に騒ぎ出す。

「米国とメキシコの協議では関税ゼロの適用条件である『原産地規則』について……部品の40~45%について時給16ドル(約1800円)以上の地域での生産を義務付ける「賃金条項」も新設する。メキシコの自動車産業の時給は7ドル程度で、米国製部品の購入を強制する『バイ・アメリカン条項』に等しい。」

いや、メキシコ工場の時給をあげればいいのでは?

日経記事によると、「日系各社は……2017年に米国で販売した670万台のうち69万台がメキシコ…」とあるように、総販売台数の10分の1ですから、低すぎる時給を16ドルにあげても大したことないでしょ。

自由貿易協定に賃上げや雇用などの労働条項をつけることへの議論はありますが、実際にそのような協定が結ばれることに資本家がガタガタ言うのなら「賃金あげろ」というしかないですね。反乱するメキシコを!

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