
▼attac cafe(例会)
会員間の意見交流を目的として、原則として奇数月の第一金曜日に行います。テーマを決めて問題提起、討論を行います。これまで世界社会フォーラムや途上国債務問題、EU憲法やイラク戦争などをテーマにしてきた。会員以外の方の参加も歓迎しています。
(参考)債務帳消しcafe
▼総会
年一回、4月に行われます。運営委員による議案をもとに、一年間の活動を振り返り、今後の一年の活動計画を話し合います。会員の方以外の参加も歓迎しています。
(参考)04年総会
▼運営委員会
月1-2回程度ひらかれています。部会や街頭アクションなど、具体的な活動について運営委員(現在7名)が意見交換しています。会員の方の参加は自由です。
▼メーリングリスト
会員の方のみが参加できます。財政が厳しいので、メーリングリストを活用して情報の提供や交換を行っています。
▼地域attac
可能なところではローカルattacをつくって、地域の会員間の交流や学習会、地域運動への参加などをしています。首都圏にはattacみたかとattacこうとうがあります。静岡在住の首都圏の会員の方がattacしずおかを模索しています。
▼全国各地のattac
首都圏のほか、関西、京都、北海道にattacがあり活動しています。全国各地のattacはゆるやかなネットワークをつくっています。
▼世界のattacや運動とのネットワーク
世界各地にattacがあります。サミットやWTOへの抗議行動や世界社会フォーラム、トービン税関連のアクションなど、世界の運動情報を交換しています。またattac以外の反グローバリゼーション運動団体との情報交換もあります。
(参考)attac-WSF blog
すこし話が大きくなってしまいましたが、attac首都圏には、テーマ別に部会やワーキングチームがあり活動しています。
▼トービン税部会
だいたい二ヶ月に1-2度程度のペースでおこなわれています。attacの原点であるトービン税(国際通貨取引に課税)や国際金融などに関する学習会、および関連する活動の実務などを話し合います。全国のattacと協力して年4回程度、トービン税ニュース「possible!」を発行している。
(参考)「possible!」見本誌
▼公共サービス研究会
だいたい二ヶ月に1回程度開かれている、民営化や規制緩和の攻撃にさらされている公共サービスの現状を学ぶ勉強会。これまで公共交通、郵政事業、水道、医療、電気通信を取り上げてきた。ニュースも発行。
▼越谷プロジェクト
郵政民営化反対の学習会やアクションを主宰。埼玉の越谷郵便局で民営化に向けて郵政公社がトヨタ方式を導入、その後一人の局員がなくなったり、事故が増える。プロジェクト会議は不定期。越谷局の過労死認定の取り組みを支える「地域から郵便局を考える会」にも参加している。05年夏の郵政民営化反対の取り組みをになう。
(参考)05年夏、郵政民営化反対の取り組み
▼NO GATS Friends
WTO協定のなかでも公共サービスに大きな影響を与えるといわれるサービス貿易に関する一般協定(GATS)の問題に取り組む作業グループ。GATS問題をひろく市民、労働者に広めるための取り組みを検討している。会議は不定期。FriendsとはGATS交渉を進める政府間のワーキンググループの呼称。
(参考)NO GATS Friends blog
▼attac peace(反戦部会)
グローバリゼーションと戦争の問題をつなげて考える反戦部会です。不定期で学習会や見学会などをしています。
これ以外に、他団体と協力してネットワークに参加したりしています。主要なものとしては次の活動があります。
・WTO--WTO問題に関心を持つ複数の市民団体でつくる「脱WTO草の根キャンペーン」に参加。
・反戦--イラク戦争に反対するワールドピースナウに参加。
・郵政民営化--民営化の問題点を利用者と労働者の立場から明らかにする「郵政民営化を監視する市民ネットワーク」に参加。
ざっと思い付く限りでは、これくらいなのですが、また何かあれば補足したいとおもいます。これでちょっとはattacを理解して頂けたでしょうか。会員の方はそれぞれ関心のあるテーマに参加したりしてattacの活動を創っています。
2006年6月9日記
スポンサーサイト