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ハイサイ!東京から、全国から、世界から、沖縄へ!辺野古へ!

ハイサイ! 名護・辺野古の3日目です。

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成人の日の1月11日、シュワブ・ゲート前の早朝座り込みから参加しました。まだ真っ暗な早朝6時から不屈の参加者が集まり始め、違法工事の車両侵入を止める不屈の座り込みを開始しました。

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7時前に県警と警視庁の機動隊員が現れました。座り込み参加者から、軍事基地建設に手を貸すことが何を意味するのかについて、若い機動隊員に向けてアピール。

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工事用ゲートが開き、機動隊員らによる排除が始まります。戦争の入口に立ちふさがる不屈の人民の座り込みを排除する機動隊員らに正義はありません。

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両手両足を抱え上げられ、移動させられてしまいますが(触るな!)、抵抗する人には、関節を捻じ曲げたり強く抑えつけたりという訓練された暴力が行使されます。機動隊員はみな若いですが、戦争協力のために若い力を使うのは間違っています。

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このかんは、早朝に車両が入っても、その後に工事車両がはいることが続いており、午前・午後もずっと工事用ゲートまえでの座り込みが続きます。

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この日は、午前中に工事用ゲートではない新ゲートからトン・ブロックをだまし討ち的に積み込もうとした車両に対して、工事ヤメロの行動も。この時、車両の下に潜り込んで進行をとめた人が一時拘束されましたが、現場責任者の仲村さんはじめ参加者全員の「仲間を返すまでゲート前から動かないとゾ」という強い意思表示を続けたことで解放をかちとりました。

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ヘリ基地反対協の共同代表、安次富さんも、大浦湾でのカヌー組のようすをつたえに来ました。また毎週1回の集中行動日を二日に増やす計画も話していました。

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有銘政夫さんが青地に白字で「NO BASE」と書かれたクバ笠をかぶってアピール。その最中に工事車両の進入のために機動隊員がまたまた登場。有銘さんの話をさえぎるな!かえれ!と抗議とスクラムを組んでの座り込み。有銘さんは不屈の演説を続けて、座り込む不屈の民を鼓舞します。

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有銘さんがつくった琉歌。「今年申年や沖縄ぬ夜明け 見事はい登てぃ花ゆ咲かさ」。基地建設を断念させ、普天間の即時返還を実現するという夜明けの咲かすまで、ゲート前でも海上でも、不屈の民は何度でも座り込み、カヌーを漕ぎ続けます。

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この日は沖縄市からの島ぐるみ会議のメンバーも多数参加。テントには全国・全世界からの連帯バナーもたなびきます。

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この日は座り込み排除の際にネジられて首筋に激痛が走った方が救急車に搬送されました。ナイチンゲールの会の救護班も大活躍(あまり活躍する場があっては困るのですが)。機動隊員の力づくの排除はすぐにやめてもらいたい。とくに警視庁の機動隊員はすぐに帰ってもらいたいです。

昼前に那覇からの島ぐるみバスも到着して座り込み参加者も増えたので、辺野古の浜のテントを訪問しました(じつはその後、午後の大雨の中も大型ダンプが何台も基地内に進入しました。雨の中、阻止を試みたみなさん、不屈の座り込み、ごくろさまでした!)

辺野古の浜のすわりこみ。こちらも不屈の座り込み4285日目。

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シュワブとの境にあるフェンスにも連帯バナーがたなびいていました。

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昼食は、わんんさか大浦パーク。

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地元で採れた野菜や名産のほか、地元(名護三原)出身の浦島悦子さんの新著『みるく世や やがて』なども平積みで販売。ぜひご一読!

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大浦湾を一望できる瀬嵩の丘。雨の日ということもあって、警戒船以外の動きは見えませんでしたが、臨時制限区域を示すオレンジ色のフロートは大浦湾の大自然を不気味に取り囲んでいました。

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霞の遠くに見えるシュワブ基地と、新基地建設のためのクレーン作業台船やスパット台船によって進められようとしている抑止力という名の戦争準備のほうこそ、制限され、中止されなければならないのでは。

那覇への帰り道に、1月24日に投開票が迫る宜野湾市長選挙の候補予定者の志村恵一郎さんの応援事務所に立ち寄りました。オール沖縄の島ぐるみ選挙ということもあり、応援事務所も複数あります。応援に来ていた浦島悦子さんに会いました。この選挙は名護市民にとっても大変大きな意味があるとして、普天間返還を求め、辺野古移設に反対する志村さんに期待していると。

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シュワブゲート前でも、辺野古のテントでも、伊江島の「わびあいの里」でも、宜野湾市長選挙の重要さを強調する発言が聞かれました。現職の佐喜真アツシ氏は、自分のおかげで普天間の一部「返還」が実現されたと強調していますが、20年以上も前の合意の、しかもごく一部(0.01%)。これで辺野古に新しい基地を造れ、とはあまりに沖縄人民をバカにした態度ではないですか?

佐喜真さんはそれに喜んでいる場合ではなく、憤らなければならないのではないですか? それで「世界一危険な基地」に悩まされる宜野湾市民を代表できるとでもおもっているのでしょうか。志村候補がタイムス紙での討論会でも言っているように、米軍基地は米軍が銃剣とブルドーザーで沖縄人民から取り上げた土地であり、返還はいますぐ無条件に履行すべきです。17日に選挙公示、24日投開票。平和に生きる宜野湾市のために全国からも応援しましょう。

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最後に。翁長知事に象徴される「オール沖縄」は、それを作り出したのは10年以上にわたる辺野古テントの座り込みと555日にわたるシュワブゲート前での座り込み、そして海上で基地建設に抗議する辺野古ブルーとそれを支える抗議船の取り組みがあってのこと。それは沖縄県民、名護市民、辺野古区民らの気持ちを代弁するものだと思います。

「オール沖縄」は、普天間の全面返還と辺野古基地建設阻止の一点共闘ですが、毎日朝から夕方まで休みなく継続されているシュワブゲート前の集会では、辺野古や普天間の問題だけでなく、オール沖縄をぐるっと包囲して配備されようとしている奄美、八重山、与那国などの日本軍(自衛隊)配備の問題や全国各地の動きでも、たくさんの仲間がたちあがっていることなどが報告されていました。

昨日の沖縄二紙でも、自衛隊配備の予定候補地近隣の石垣の三地区(開南、於茂登、嵩田)が臨時住民総会を開いて「配備反対」で足並みをそろえたと報道がありました。一点共闘のシングル・イッシューだけでは平和を実現することはできません。共闘のなかにも、その先の展望を見据えた自覚性が必要だと思います。

沖縄はがんばっています。東京から、全国から、世界から、沖縄へ!辺野古へ!

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2016/02/15 (Mon) 09:51 | # | | Edit

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