■attac cafe 2006/4/8
青年の雇用を破壊するCPEはNON!
フランスSUD青年組合員に聞くフランスの反CPE闘争
お話: ボリス・シュノーさん(SUD研究者分会/物理学)
日時: 4月8日(土)15:00~
場所: attac事務所(地下鉄三田線「白山駅」)
TEL 03-3813-6492
三田線「白山駅」A1出口より徒歩3分
1階がモスバーガーのビルの3階
モスバーガー白山店の地図ならここで見られます
(「フリーワードで探す」の欄に「白山」と入れる)
http://www.mos.co.jp/shops/index.html
会費: 会員無料、非会員300円
新自由主義政策に対抗するフランスのたたかいが続いています。28日からフランスでは全国で300万人が参加するストライキに突入、青年を不安定雇用に追い込む雇用「破壊」法に反対するたたかいが全土に拡大しています。全国の大学でも大学封鎖が続いています。
報告者のボリス・シュノーさんは、3年前にモンペリエ大学で、SUD Recherche(研究機関で働く人々が組織するSUDの労働組合)のモンペリエ大学支部を創設された29歳の青年研究者です。年金改革反対運動、イラク戦争反対、新自由主義のヨーロッパ憲法反対運動、郵便および公共サービス防衛委員会(SUD以外の労働組合も参加する共闘組織)などで活動されています。
(ATTACのメーリングリストより転載)
3月18日に、フランスの雇用「破壊」政策に反対する全国150万人のデモがありました。この日、パリのデモに参加したSUD-PTTの組合員がデモ最終地点で警官隊に踏み倒されて現在、昏睡状態にあります。SUD-PTTは緊急の抗議デモを昨日行い、23日にデモを行い、28日にはストライキで抗議行動を行います。
負傷したときの状況は、「Cyril(その組合員の名前)は18日から重症な頭蓋打撲で深刻な昏睡状態にある。反CPEデモの最終地点ナシオン広場に彼はいた。彼はたまたま運悪く悪い時間に悪い場所にいた。彼は警官部隊に荒々しく踏み倒された。その部隊の後方の警官たちは救助を呼ぶという当然の判断さえしなかった。今、SUD-PTT組合員Cyrilは生死の境にある…」ということです。このところずっと、デモ隊に対して警察の威嚇・挑発が日増しにひどくなっていたようです。
ドビルパンは「撤回も中止も歪曲もしない」と強硬姿勢を崩していません。28日には全国学生団体やSUDをはじめ各労組がデモで抗議します。大きな取り組みになる予定のようです。
ATTAC JapanはSUDへ連帯のメッセージを送りました。この問題はフランスだけの問題ではなく、わたしたち全ての労働者・市民に対する新自由主義グローバリゼーションの攻撃です。わたしたちは強くフランス政府の政策および警察の暴力に抗議します。そして日本でもすすむ雇用破壊と青年の未来を閉ざす新自由主義政策にNON!の声をあげ続けよう。
この問題に関して、ATTACでは以下の集まりを予定しています。どうぞご参加ください(そして4月16日は総会です!!)。
------------------
以下、ニュース転載
(共同通信) - 4月3日
フランス、4日再び全国スト 労組、雇用策の撤廃要求
【パリ3日共同】フランス政府の若者雇用促進策「初期雇用契約」(CPE)の撤廃を求める同国の主要労働団体や学生組織は4日、先月28日に続き、全国規模のストや大規模デモを実施する。デモについては、前回と同規模(警察発表約106万人)に達するよう動員をかけている。政府と労組、学生側の対立が長期化すれば経済や観光への影響も懸念される。
2日公布されたCPEに関して、シラク大統領は政府側の歩み寄りを示した修正案を提示、修正が盛り込まれるまでは法を適用しないことを約束。保守系与党、国民運動連合(UMP)も事態収拾のため、政府とは別に労組、学生側との協議開始を決定したが、労組などは徹底抗戦の構えを見せている。
3月18日に、フランスの雇用「破壊」政策に反対する全国150万人のデモがありました。この日、パリのデモに参加したSUD-PTTの組合員がデモ最終地点で警官隊に踏み倒されて現在、昏睡状態にあります。SUD-PTTは緊急の抗議デモを昨日行い、23日にデモを行い、28日にはストライキで抗議行動を行います。
負傷したときの状況は、「Cyril(その組合員の名前)は18日から重症な頭蓋打撲で深刻な昏睡状態にある。反CPEデモの最終地点ナシオン広場に彼はいた。彼はたまたま運悪く悪い時間に悪い場所にいた。彼は警官部隊に荒々しく踏み倒された。その部隊の後方の警官たちは救助を呼ぶという当然の判断さえしなかった。今、SUD-PTT組合員Cyrilは生死の境にある…」ということです。このところずっと、デモ隊に対して警察の威嚇・挑発が日増しにひどくなっていたようです。
ドビルパンは「撤回も中止も歪曲もしない」と強硬姿勢を崩していません。28日には全国学生団体やSUDをはじめ各労組がデモで抗議します。大きな取り組みになる予定のようです。
ATTAC JapanはSUDへ連帯のメッセージを送りました。この問題はフランスだけの問題ではなく、わたしたち全ての労働者・市民に対する新自由主義グローバリゼーションの攻撃です。わたしたちは強くフランス政府の政策および警察の暴力に抗議します。そして日本でもすすむ雇用破壊と青年の未来を閉ざす新自由主義政策にNON!の声をあげ続けよう。
この問題に関して、ATTACでは以下の集まりを予定しています。どうぞご参加ください(そして4月16日は総会です!!)。
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以下、ニュース転載
(共同通信) - 4月3日
フランス、4日再び全国スト 労組、雇用策の撤廃要求
【パリ3日共同】フランス政府の若者雇用促進策「初期雇用契約」(CPE)の撤廃を求める同国の主要労働団体や学生組織は4日、先月28日に続き、全国規模のストや大規模デモを実施する。デモについては、前回と同規模(警察発表約106万人)に達するよう動員をかけている。政府と労組、学生側の対立が長期化すれば経済や観光への影響も懸念される。
2日公布されたCPEに関して、シラク大統領は政府側の歩み寄りを示した修正案を提示、修正が盛り込まれるまでは法を適用しないことを約束。保守系与党、国民運動連合(UMP)も事態収拾のため、政府とは別に労組、学生側との協議開始を決定したが、労組などは徹底抗戦の構えを見せている。
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