「決断 消費増税」批判(2013年10月2日)

2013年10月2日にattac首都圏の会員メーリングリストに投稿したものです。

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[attac_ml:3663] Re:アイルランドの消費税(代理投稿)
2013年10月2日

> 安倍首相が消費税8%を発表するそうですね。

しました。

> この日はたくさんお酒を買ったので、

ほんと、ヤケ酒でも飲みたくなりますね。

3%増税で約8.1兆円の増税になるといいます。それはすべて社会保障費にあてる、と。今朝(10/2)の日経新聞の一面「決断 消費増税」の冒頭はこうかかれています。

「消費税の税率が17年ぶりに上がる。この間に首相は10回変わり、国の借金は3倍近い1000兆円にふくらんだ。政治の不作為が将来世代へのツケを雪だるま式に増やした。今回の決断をきっかけに、悪循環を断ち切らなければならない。」(政治部次長 高橋哲史)

しかし、その原因のひとつは、バブルでぼろもうけし、そしてぼろぼろになった銀行のツケを国の借金で返してきたからです。ではぼろぼろになった金融機関はどうかといえば、毎年20兆円近くを、国債利払いなどで国庫からお金が注ぎ込まれています。3メガバンクの利益の3割が国債収益です。あほか、ですね。

国債発行が必要なら、ゆうちょ、かんぽの株式を消却して国有国営にもどして、国債収益で利益を上げて、労働者と利用者に利益を還元し、公共サービスを維持すればいいのです。

日経新聞の政治部次長の言う「悪循環」は、財務省・日銀とメガバンクによって作られ、増幅されているのですから、まずはその「悪循環」を断ち切ってから言ってほしいです。日経新聞も「悪循環」を循環させているシステムの一つですね。

さて、消費税が5%→8%に引き上げられると年間8.1兆円の負担増となりますが、日経新聞の一面に「消費増税に伴う対応策」として以下のようにまとめられています。それぞれの項目について、「→」で簡単なコメントを記しておきました。要は広く労働者から収奪する、ということです。もうこんな悪循環はやめてほしいです。

◎今年度補正予算での経済対策
・インフラの老朽化対策など公共投資 約2兆円
 →いままで老朽化対策の費用は引当ててなかったの?
・震災復興事業など 1.3兆円
 →震災税の法人税分を9000億円減らしておいて?
・低所得者に現金給付 3000億円
 →消費増税で8.1兆円も収奪するのに?桁が二つほど少ないよ。
・住宅購入者に現金給付 3100億円
 →金持ちへのばらまき。それより復興住宅を早くつくれ。

◎投資・雇用減税
・設備投資を促す法人減税 7300億円
 →減税ではなく内部留保には高額課税せよ。
・賃上げ促進税制の拡充 1600億円
 →そんなことよりも最賃を生活保護費の水準にまで引き上げろ。
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