なんちゃって中学生

江東・教科書採択を考える実行委員会主催の「なんちゃって模擬授業、『つくる会』教科書で『歴史』を学ぼう」に参加しました。

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区内の教員の方が、扶桑社の中学校歴史・公民の教科書ではこんな感じという授業でした。
ただし、いわゆる「白表紙」本の配布は禁止され、何らかの形で入手しコピー配布すること自体が問題とされる可能性があるので、その教員の方が作った資料での授業でした。

自由主義史観研究会理事で、現職の中学校教員が書いた本が扶桑社から出ています。われわれからすれば「とんでも本」ですが人気だそうです。

■「先生、日本のこと教えて」  
http://www.fusosha.co.jp/senden/2005/04963X.html
こんな本を参考に模擬授業が行なわれました。

模擬授業の後、江東区の教科書展示を見に行き、扶桑社教科書の批判意見を皆で書いてきました。


教科書採択は、市区町村の教育委員会が行います。東京都教育委員会は検討資料を配布するだけですが、その資料の中身がトンデモないのです。

歴史の教科書の場合、何々について取り上げている箇所はいくつあるという程度なのです。たとえば、「歴史人物についてとりあげている箇所数」という具合です。記述の仕方ではなく、その数なんです。

記述の仕方を具体的に調査しているのは、「北朝鮮による拉致問題」とい「神話・伝承」の二つなのです。なぜ拉致問題かというと、「人権尊重の理念を正しく理解できるようにするため」なのだそうです。神話は「日本の文化や伝統に関心をもつため」なんです。こんなことを基準に調査をおこなう、東京都の考えはおかしいですね。


●江東区の教科書展示会
 *場所 江東区教育センター(江東区東陽2-3-6)
 *期間 6月3日(金)~6月30日(水)
 *日時 午前9時~午後8時(土・日は午後5時まで)
 *会場 問い合わせ3645-7121

原則は2週間のようですが、江東区は1ヶ月近く行なっています。
本来は、教員の意見を聞く場なのですが、保護者、一般区民も意見をアンケートの記入できます。皆さんも地元の自治体の展示で意見表明を!

■おまけ
 全教科、全社の教科書が数百冊展示されていますが、問題の扶桑社の教科書は2冊しか置いてありません。20人以上で押しかけたので、他の教科書ばかり見ていました。
 カラー印刷で綺麗ですね。「イラク攻撃に反対します」という横断幕を持った初期のWPNのデモや、「パートやアルバイトも加入できる、若者がつくった労働組合」青年ユニオン結成集会、シアトルWTO閣僚会議に反対するデモなんかの写真がカラーで大きく取り上げられている公民・現代社会(高校)もありました。教科書選択は大切だということを実感しました。

(T)

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