
インド洋派兵給油新法延長案(新テロ特措法延長案)と、マネーゲームに踊った金融機関に10兆円枠の公的資金を注入する金融機能強化法の改正案が、衆議院で再可決されました。
◎改正新テロ法、衆院再可決で成立…海自給油活動を1年延長(12月12日13時47分配信 読売新聞)
◎改正金融機能強化法が成立、資本注入復活で貸し渋り防ぐ(12月12日15時38分配信 読売新聞)
新自由主義真っ盛りの2005年秋の郵政選挙で三分の二もの議席を獲得した自民、公明党によるタヌキの最後っ屁です。
12:30から国会前では、許すな憲法改悪!市民連絡会やふぇみん、平和を実現するキリスト者ネットなどの呼びかけで「給油新法延長再可決抗議、12・12第7波国会前市民緊急行動」が開かれました。
ちょっと遅れてですが参加してきました。地下鉄から地上出口に出ると、社民党の福島瑞穂さんの声が聞こえてきました。つづいて沖縄選出の山内徳信さんもあいさつ。
道路を隔てた国会側の歩道には、国会を包囲するかのように何百人もの小学生たちが、国会見学の時間待ちで歩道に並んで、こちらを興味深そうに眺めていました。中には手を振ってくれる子どもも。こちらもみんなで振替す。道路の向こうからこっちを望遠レンズで監視していた公安もきょろきょろ。あんたらに手をふってんじゃないよ。
そうこうしているうちに、13:00で衆院本会議がはじまりました。スピーチはいったん中断して、抗議のコール。「テロ特措法延長反対」「アフガンの人を殺すな」「自衛隊は帰って来い」「衆院はいますぐ解散しろー」などなど。
道路の向こう側にいた小学生たちも一緒に声を上げてくれた。彼女ら、彼らが大きくなったとき「あのとき、ハンターイ、って言ってよかったよな」と振り返ってほしい。かつての小学生はそう思いました。あとスローガンに「小学生にも選挙権を!」ってのもあればよかったかな。
戦争とマネーゲームで生きながらえてきたカジノ資本主義に、そして自公政権にサヨナラを!
◎国会包囲の方法
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