「ボイコット?」--自主営業ですっ!京品ホテル自主営業中

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ハゲタカファンドにつぶされたまるか、と職場占拠、自主営業でたたかう京品ホテルに行ってきました。

夕方の雨上がり。JR品川駅の高輪口を出ると大通りに向こう側に見えるレトロな3階建て建物が見えます。そこが京品ホテル。道路のこちら側からでも組合ののぼりや檄布などがわかります。

信号待ちの若人たちは「あれ、テレビでやってたよホテルでしょ。ほら、ボイコットしてる」。

ボイコットじゃあかんやろ・・・と心の中でツッコミながら、結構みんな知ってるんだな、と改めて感心。

信号を渡りホテルへ。ホテルの正面入り口に「京品ホテルの存続を求める要請書」署名とチラシが置いてあります。ホテルの内装はレトロな雰囲気でいいです。2Fにあるホテルのフロントの方にすこしお話を聞くことができました(なんと同じ大学の(大)先輩の方でした!)事件の経緯は報道されている通り、本当に典型的なハゲタカファンドの手法。経営者は非常に不誠実で逃げまわっている、とも。しかしフロントの方はホテルやお客さんの話をするときの顔が一番輝いていました。こんな人たちを全員解雇なんて。

その後、同じく自主営業している居酒屋「いの字」で、フレッシュな店員さんおすすめの黒ビールとしめ鯖、ダチョウのユッケなどを食べました。しめ鯖はこの店でしめているとかでおいしかったです。

この居酒屋「いの字」さん。夕方の早いうちはちらほらと席も空いていましたが、そのうちにカウンターまで一杯になる繁盛ぶりでした。会社帰りのサラリーマンなど、通りすがりの方もたくさん見えてました。

レトロな雰囲気のホテルといい、商売繁盛の「いの字」といい、こんな恵まれた経営環境にあるにもかかわらず、「きれいさっぱり明け渡して出て行け」なんていうハゲタカのいう企業価値ってのは今回の金融危機で剥げ落ちました。

京品ホテル争議は、堕落に堕落をかさねた金融資本と労働者無視の経営者に対するたたかい。投機マネー規制をもとめる私たちもつながらねば。

京品ホテル、自主営業中!
居酒屋いの字の様子などがUPされています。チェック!そして連帯を!
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ところで、「ボイコット」ってボイコットさんという名前が由来だったって知ってました?

チャールズ・カニンガム・ボイコット(1823年 - 1897年)はイギリス陸軍を退役した後、イギリス植民地であったアイルランドで農場経営に乗り出します。そして広大な土地を借地するとともにアーン卿が所有するメイヨー州所領の管理人も勤めました。1879年に凶作と農作物価格下落にあえぐアイルランド人借地人たちは、地代の引下げを要求するも、ボイコット氏はこれを無視して従来の借地料を要求し、これを拒否した借地人を追い出します。1880年にはボイコット氏の直営農場の労働者が賃上げを要求し闘争が激化します。ボイコット氏に直接雇用されているアイルランド人たちは職場を放棄、ボイコット氏が住んでいたバリンローブの町全体がボイコット氏との取り引きを拒否します。最終的にボイコット氏は農場経営の困難さを痛感し、軍隊の救急車で所領から脱出しイギリスへ逃げ帰ります。このたたかいのエピソードからある事柄を拒否することを「ボイコット」と呼ぶようになったとか。

以上、「アイルランドを裏切ったことのない唯一の階級は労働者である」というすばらしいポスターなどが紹介されている『アイルランド 民族のロマンと反逆』(松尾太郎/諭創社)より

アイルランド独立闘争については・・・
ケンローチ監督『麦の穂をゆらす風』見てきました
ケン・ローチ監督「麦の穂をゆらす風」その2
なんてのも書いてました。

京品ホテルと関係ない話題ですいませんでした。
応援してますよー。

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Comment

はじめまして。

いいブログですね。応援してますのでどんどん更新してください。僕のブログは気悪くするかもしれないので、あまりおすすめできませんが。また見に来ますね。

2008/11/21 (Fri) 19:47 | 新川すぐる #- | URL | Edit

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