カジノの信用を維持するドル無制限供給などやめてしまえ

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10月15日、ヨーロッパ各地のattacは「カジノを閉鎖せよ!」と抗議行動をおこなった。写真はattacノルウェーの行動

日米欧五カ国の中央銀行がドルの無制限供給に踏み切った。危機は極めて深刻である。

9月25日、日銀は上限300億ドルのドル供給に踏み切った。年内に合計1100億ドル(11兆円)もの巨額のドルを金融機関に供給する。

9月25日 300億ドル
10月8日 100億ドル
10月22日 300億ドル
11月5日 100億ドル
11月19日 300億ドル
合計:1100億ドル

10月7日、さらに三回ドル供給を増加すると発表。またそれぞれの供給額も増加し、合計2000億ドル(20兆円)に上る。

9月25日 300億ドル(済)
10月8日 200億ドル(済)(当初100億ドル)
10月22日 300億ドル
11月5日 200億ドル(当初100億ドル)
11月19日 300億ドル
12月3日 200億ドル(追加)
12月17日 300億ドル(追加)
12月30日 200億ドル(追加)
合計:2000億ドル

そして10月13日、日銀は、米連邦準備制度理事会(FRB)、欧州中央銀行(ECB)、英イングランド銀行、スイス国立銀行の米欧4中銀とともに、ドル資金の無制限供給を検討することを表明した。

9月25日 300億ドル(済)
10月8日 200億ドル(済)(当初100億ドル)
10月22日 無制限(←300億ドル)
11月5日 無制限(←200億ドル←100億ドル)
11月19日 無制限(←300億ドル)
12月3日 無制限(←200億ドル←無し)
12月17日 無制限(←300億ドル←無し)
12月30日 無制限(←200億ドル←無し)
合計:無制限!

金融とは必要なところに金を融通することである。しかし問題は、誰が何のために必要としている金なのか、ということである。

ギャンブルで稼いだ金を現金化したり、株が下がったから今度は先物商品に投資するためのマネー、ギャンブルの掛け金のための担保である追証の追加資金、誰も買わないマンション建設費用、地域と環境を破壊してつくられる巨大空港、必要のためではなく競争に勝つための大量生産を支える設備投資、新自由主義を進めてきた政治家や官僚を手なずけるための政治資金、この惑星の生命を何十回も絶滅させることが可能な核兵器をはじめとする軍需産業に回る金・・・・・・。

こんなところに金を融通する必要などない。
戦争とギャンブルに使う金など必要ない。

「信用収縮」? カジノの信用を維持するためのドル無制限供給などやめてしまえ。

わたしたちが必要なのは相互扶助と国際連帯と持続可能な環境のための信用なのだ。
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