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9.29民営化直前!公共サービスを壊させない--郵政民営化を監視する市民ネット総会&シンポ

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日 時 9月29日(土) 18:30~
場 所 飯田橋SKプラザホール
    (東京都千代田区飯田橋3-9-3)
会場費 ¥500
主 催 郵政民営化を監視する市民ネットワーク

司会
 山口啓&稲垣豊(ATTAC Japan)
パネリスト
 原田茂彦さん(国労高崎)
 村上彰一さん(全水道・東水労)
 宮下智行さん(練馬保育園裁判原告)
 河津竜司さん(自治労・公共サービス清掃労組)
 藤原妙子さん(大田区職)
 日野正美さん(電通労組)
発言
 棣棠浄(郵政労働者ユニオン)
 ゆうメイト全国交流会
ほか郵政労働者


10月1日、わたし達の郵便局が民営化されます。

各地の思いを運んできた全国あまねく張りめぐらされた郵便ネットワーク、地域に密着した丁寧な金融サービスを提供してきた郵便貯金、誰でも入ることのできる簡易保険、こんな公共サービスが、利益と競争が最優先される民間企業になってしまうのです。
民営化にむけて、郵便局のなかでもそとでも、てんやわんやの大騒ぎが続いています。郵便屋さんは郵便を運ぶだけでなく、地域のネットワークをつなぐ大切な役割を担ってきました。その地域から郵便屋さんが消えてしまい、遠くの郵便局からわざわざ沢山のCO2を撒き散らしてやってくることになってしまいました。

民営化で会社がバラバラになることから、郵便局のなかではあっちとこっちを壁で仕切る工事がすすんでいます。この壁は郵便局で働く人たちをも分断するかもしれません。民営化にむけて効率化が叫ばれ、働く人たちの権利や安全もおろそかにされています。「ゆうメイト」と呼ばれる不安定で低賃金で雇用されている郵便屋さんも民営化の後はどうなってしまうのだろうか、と心配しています。

大切なお金はどうなってしまうのでしょうか。これまで郵便貯金や簡易保険のお金がいろいろなことに使われてきました。もちろん問題のある使われ方もしてきたのですが、民営化されてしまうと、お金はもっとたくさんのお金のためだけに使われてしまうことになり、問題のある使われ方をしても、わたし達によるチェックや計画変更などはできなくなります。

郵便局だけではありません。世界的に吹き荒れる「新自由主義」と呼ばれる、新しくも、自由でもない政策によって、いろいろな公共サービスが掘り崩され、地域や職場が、私たちの生活やガタガタになっています。

今年の郵政民営化を監視する市民ネットワークの総会&シンポでは、郵便局で働く人たち、郵便局を利用する人たち、公共サービスにたずさわる人たちと、民営化を前に、郵政民営化でいまなにが進んでいるのか、どのように公共サービスを取り戻すのかなどについて、討論と交流を行います。

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