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基地は造られる前から人殺しをする---沖縄・辺野古基地建設阻止でまた事件!

沖縄・名護市の辺野古では新たな米軍基地建設を阻止する粘り強いたたかいが続けられています。雨の日も、風の日も、毎日毎日監視と阻止行動を続けています。最近では海上自衛隊が住民の阻止行動に直接介入するという前代未聞の事件がおこりましたが、今回もまた防衛施設局に雇われたダイバーによる、現地阻止行動参加者への殺人未遂が発生しました。金持ち達の支配を維持するための軍事基地は、建設される前から人殺しを行おうとしています。日本政府は人殺しをやめろ。辺野古の基地建設やめろ。米軍はすべての基地を沖縄に返せ。戦争をやめろ。

以下、現地情報の転載です。ぜひ読んでください。そして防衛施設局に抗議の連絡を!29日の参院選では戦争政権に審判を!

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【緊急】防衛施設局ダイバーによる暴行事件(辺野古浜通信)・・の転送です

7/21・15:00 作業ダイバーによる暴行が酷すぎて阻止行動中止しました。
今日は朝6:00前から5船団10隻の作業船が出ていて、阻止行動の船 1隻、ゴムボート1艇、カヌ 3艇で出たところパッシブソナーのメンテ作業は終わっていました。嘉陽の方での作業までは追えて いなかったのですが、リーフ内のライン調査を阻止しようとダイバーが 潜っていたところ…

作業ダイバーがハンマーで殴りつけ、蹴りつけ、マスクを引き剥がしにかかりました。
その上、1人が羽交い締めにした上で、もう1人がボンベのバルブを締めました。

息が出来ない状態で海中で手足の自由を奪われたため、海上に上がることもできず、こちらのダイバーは危うく窒息死寸前、苦しみながらも手足をばたつかせ、羽交い締めにしている防衛施設局ダイバーの力がゆるんだ瞬間に振りほどき浮上することが出来ました。

水深3~4m付近でのことでしたので、振り切って海上まで浮上出来ましたが、もっと深い所だったら浮上前に意識を失うか、急浮上で肺に障がいが残るかしたはずです。

このため相手からの暴力のあまりの酷さに阻止行動を中止し、15:30から辺野古の命を守る会事務所で緊急記者会見を行いました。過失という部類の話ではなく「故意の殺人未遂」です。

とりあえず皆にまわしてください。
那覇防衛施設局への抗議もお願いいたします。
施設局の職員は現場を放ったらかしです。

那覇防衛施設局
〒900-8574
那覇市前島3丁目25-1
電話・fax 098-868-0174~9 広報室(内線233から235)

以後、詳細の追加があれば、下記のサイトで情報を流します。
●辺野古からの緊急情報 http://henoko.jp/info/(随時更新)
●緊急情報(携帯版)http://henoko.jp/infom/

また、まとめ記事は深夜こちらに掲載します。
●基地建設阻止 http://henoko.jp/fromhenoko/(毎日更新)


*********

ヘリ基地違反隊協議会・平和市民連絡会からの反対声明を掲載します。


「緊急声明」

本日のダイバーの殺人未遂ともいえる暴力に対する抗議声明を、ヘリ基地反対協・平和市民連絡会が出しました。各方面に転載してください。

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 那覇防衛施設局は、2007年4月から新基地建設のための環境現況調査を開始した。2014年完成の方針のもと、アセス法によらない違法な事前調査である。

 政府は5月18日(金)、19日(土)、20日(日)に自衛隊をも投入し、未明から調査機器設置作業を強権的に実施し、6月9日(土)、10日(日)にも継続した。それ以降、未設置の機器設置作業とそのメンテナンス、さらに珊瑚のライン調査作業が継続された。私たちは非暴力による新基地建設阻止、違法な事前調査阻止行動を進めている。
 本日、7月21日(土)12時すぎ、辺野古の海で作業を止める行動の中、いであ(株)の作業員が海中で平良夏芽さんの空気ボンベのバルブを閉めたため、窒息状態となり急浮上した。ボンベ内の空気は200(20MPs・メガパスカル)中50(5MPs)しか消費されておらず、明らかにバルブを故意に閉めた結果である。これは人命軽視の暴力行為であり許されるものではない。
 那覇防衛施設局は前回と違い、今回は現場に責任者を置かず、業者の暴力行為を放置して来た中での、今日の人命軽視の暴力行為である。
 私たちは今回の窒息状態を引き起こした重大な暴力行為に対し、いであ(株)と那覇防衛施設局に対し、厳重に抗議し、謝罪を要求する。
2007年7月21日 ヘリ基地反対協・平和市民連絡会
辺野古浜集会より
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