
今年最後の日、「エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?」を見た。投機マネーやマネーロンダリングという言葉が氾濫した一年を締めくくるには丁度良い。この映画のキーワードは、エンロン社自身のキャッチフレーズとなっていた「Ask Why」(常に疑え)だ。
●
「エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?」公式サイト【続きを読む】

画像は
レイバーネットの
「KEEP 8(8時間労働を守れ) 厚生労働省前の抗議行動の様子」より
12月27日、構成労働大臣の諮問機関である労働政策審議会の労働条件分科会が、労働法制の改定に関する最終報告をまとめました。報告には、(1)会社が一方的に変更できる就業規則の変更による労働条件改悪を認める労働契約法制の導入、(2)サービス残業を合法化し、長時間労働、過労死、さらなるタダ働きを促進するホワイトカラーエグゼンプションの導入、(3)「裁量労働」という名の企業の労働時間管理責任放棄の企画業務型裁量労働制の適用拡大、−−−などが盛り込まれています。労働側委員は強く反発しており、すべての労働組合が導入に反対しています。分科会が行われていた厚生労働省前では抗議行動が行われました。
まとめられた報告書は厚生労働大臣に提出され、来年の通常国会に向けて法案作成が進められます。報告書段階では、企業にとっては、条件が厳しく「使い勝手の悪い」内容となっていますが、目的は「導入すること」。いったん導入してしまえば、あとはその条件を下げたり適用範囲を拡大することは明らかです。
現在すすめられている労働法制の改悪は、現在違法であるサービス残業を合法化しようというものであり、労使の交渉で取り決めてきた労働条件を会社の一存で変更できるようにするもの。こんな労働法制はいらない!の声をあちこちであげよう。
以下、労働条件分科会に提出された報告書(案)の内容です。
【続きを読む】

「労使自治で労使が対等の交渉ができるかというと、実際の力関係から言ってできない、という考え方で労働法制ができている。これを全く平等でフリーマーケットでやれるなら、民法でやればいい。何のために労働法制が制定されたか。最低限の労働者保護規定を設けることは労働法制の一番の基本」
新自由主義改革の司令塔、経済財政諮問会議のなかで柳澤伯夫・厚生労働大臣がおもわずこぼしたセリフだ。自民党出身の大臣がこんなことを言わなければならないほど、同会議の内容はネオリベに染まっている。
(画像は1922年第三回メーデの垂れ幕:
大原社研デジタルミュージアムより)
【続きを読む】

「これ、むかつくんっすよね」。
クリスマスデコレーションにあふれる新宿南口で「不払い残業の国から安倍サンタがやってきた!ぶっとばせ『残業代0円・過労死促進法』日本版エグゼンプション」の街頭宣伝でチラシまきをしていたときに、サングラスにカウボーイハットとブーツの男性に突然声をかけられた。
彼の手には「過労死、過労自殺、過労うつ、残業代0円、格差拡大・・・」と大きく書かれたチラシが握られている。いま僕が配っているやつだ。
「あー、からまれるのかな〜、めんどくせー」とか思いながら「これですか」とチラシを見せながら聞き返す。
(写真:清水直子さん提供)
【続きを読む】

米ドルの短期資金流入額が急増しているタイで、短期資本を規制する政策が12月19日から導入された。タイでは、米ドルの短期資金流入額が、先月は週平均で約3億米ドルだったが、今月に入り約9億5,000万米ドルに急増しているという。あきらかに通常の資本の流れではない。投機マネーである。
【続きを読む】

ケン・ローチ監督の最新作、「麦の穂をゆらす風」では、1913年ダブリン・ロックアウトに抗して蜂起した労働者達に向けた社会主義者コノリーの有名なスピーチが映画の中で紹介されている。結構、心うたれたのでいろいろ調べたのだがセリフは分からずじまい。とおもったら映画の公式サイトに掲載されていたので、先日attacこうとうのblogにそれらのコンテンツをつかわせてもらって
映画評(?)を掲載した。そのセリフはこんな感じだ。
【続きを読む】

attacこうとう下町ミーティングは、やらせ発言もなく無事終わりました。講師の水島さんの丁寧なパワーポイントとビデオでの解説は少人数ではすこしもったいないくらいでした。また機会があればみんなで見てみたいですね。
日本を含むアジアのセックスワークを取り巻く環境を説明していただき、わたしたちの身近な事柄として日本の状況を理解し、アジアの運動とどのようにつながるのかが最後に提起されました。これについてはまた後日おたのしみに。
いつものように、どたばた準備で始まったattacこうとうですが、提起された中身は、教育基本法改悪くらい深いです。勉強になりました。報告は後日に譲るとして、参加者から出された問題について、さめないうちにメモとして残しておきたいとおもいます。それは「性の商品化」とセックスワークとの関係をどうみるのか、という質問についてです。もちろん講師の水島さんからは、参加者からのこのような質問に誠実に答えていただきました。謝謝! 僕も発言の中でも少し触れましたが、それについて答えている本を紹介します。箇条書きでまとめましたが、一部抜粋している箇所もあります。参加した皆様、参考までに。(い)
【続きを読む】

外務省によると「12月9日(土曜日)、マニラにおいて、安倍晋三総理大臣及びグローリア・マカパガル・アロヨ大統領立ち会いのもと、山崎隆一郎駐フィリピン大使と、マルガリート・テベス・フィリピン財務長官との間で、「所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とフィリピン共和国との間の条約を改正する議定書」の署名が行われた」。(
12月9日外務省プレスリリース)
【続きを読む】

2006年12月10日14時15分、アウグスト・ピノチェト元チリ大統領が死んだ。91才だった。ピノチェトは1973年に米CIAや多国籍企業の支援を受けてアジェンデ政権を軍事クーデーターで転覆し、少なくとも3000人を超える市民を虐殺し、16年にわたる軍事独裁を行ってきたことで有名である。
【続きを読む】

『麦の穂をゆらす風』、試写会で見てきました。
「アイルランドもの」で見たことのある映画は北アイルランドで1972年1月30日の血の日曜日を扱った
「ブラッデ・サンデー」くらいです。歴史もほとんど知りませんでした。
(画像は1913年ダブリン・ロックアウトの際に労働組合が出したチラシ「スト破りがつくった服を買うな!」)
【続きを読む】
12-15 attacこうとう下町ミーティング
アジアのセックスワーカーとグローバリゼーション講師 水島希さん(SW-rpm主宰/東京大学情報環交流研究員)
日時 2006年12月15日(金)18:30〜
場所 江東区総合区民センター 4F青少年和室
交通 都営地下鉄「西大島」上がってすぐ
会費 300円(attacこうとうメンバーは無料)
今回のattacこうとうは、さまざまな立場から語られるセックスワークについて、当事者の立場にたった現状の把握と労働安全から考える健康面に関して研究・実践に取り組もうとされている水島希さん(SW-rpm主宰/東京大学情報環交流研究員)に話をうかがいます。来年、台湾のセックスワーカー運動のメンバーを日本に招聘することも計画されていますので、その計画についても情報の共有をしたいと思っています。
水島希さんの活動・研究
・
SW-rpm・セックスワーカー研究(
1 )(
2 )(
3 )(
4 )(
5 )(
6 )(
7 )(オンラインマガジン
「セクシャルサイエンス」より)
【続きを読む】

近未来通信が、投資家をだまして資金を集めていたという事件が新聞を騒がせています。
【続きを読む】