
8月6日、江東区議会の厚生員会で区は、保育園2園を民営化する計画を発表した。
亀戸第四保育園を2009年4月から
塩浜保育園を2010年4月から
民営化するとしている。
これまでに、
豊洲保育園が2006年4月から
毛利保育園が2007年4月から
民営化された。また、
南砂第二保育園を2008年4月に民営化することが議会で承認されている。
江東区は2004年に「アウトソーシング基本方針」を発表し、推進計画の最終年である2009年の民営化発表に、当初計画の「5年で既存保育園5園の民営化」のつじつまを合わせるためだけに、ニ園を発表した。
役所の都合で進められた民営化計画。そこには保護者、保育士、そして何よりも園児たちの都合はなにも考慮されていない。
「多様な保育サービス」などという美辞麗句はうそ臭い。公共サービスへの支出を減らす新自由主義のイデオロギーのために、子どもたちの未来が犠牲にされてはたまらない。
この推進計画の終了で民営化が止まることはない。当事者たちの反対の声と現実の運動でしかそれはとまらない。
もう「民営化」という名の公共サービス破壊はたくさんだ。
(以下、既報記事へのリンク)
保育園のミンエイカに待った!~民営化の何が問題なのか~
attac公共サービス研究会(2006年7月28日)
報告(1) 報告(2)
保育園の民営化で大混乱を引き起こしたピジョンの社長さん、NHKで保育支援事業をを宣伝!?